光永悠彦准教授 着任講演のお知らせ

下記の要領にて、光永悠彦准教授(計量心理学領域)の着任講演を開催いたします。

  • 日時:12月20日(水)13:00〜14:30
  • 場所:名古屋大学教育学部2F 大会議室
  • 演者:光永悠彦 准教授
  • 題目:よりよい「テスト」とは何だろうか―計量心理学の実践場面から―
  • 要旨:現在の日本では、数多くの公的なテストが行われている。また「新しい大学入試」「全国学力・学習状況調査」「PISA」などといった文字が新聞やテレビに多く見られ、社会全般においてテストへの関心が高い。にもかかわらず、心理学に根差した「テスト理論」という考え方があること自体が、社会においてほとんど認識されていないという現状がある。本講演では、心理的な事象を科学的に測定する基盤となる「計量心理学」や「テスト理論」の考え方を紹介する。あわせて、「学力」のようなあいまいな概念を測ることの困難さと、実際に行われているテストにおいて、計量心理学の知見を活かしながら、その困難をどのように克服しようとしているかについて、テストの実施計画を立案し、実際に運営する立場から述べる。

特に事前の参加登録等は必要ございません。お問い合わせにつきましては、下記の担当者までご連絡ください。

加藤仁(研究員)
連絡先: jnkt009 [@] nagoya-u.jp
([@] を @ に変更のうえ、ご連絡ください)

2017年度 第2回名古屋社会心理学研究会(NSP)のお知らせ(12月16日)

2017年度第2回名古屋社会心理学研究会(NSP)を以下の通り開催します。発表者は滋賀大学経済学部の竹村幸祐氏です。

本研究会への参加は無料であり、どなたでも自由にご参加いただけます。また、事前連絡も必要ありません。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

日時
2017年12月16日(土)15:00-17:00

場所
名古屋大学教育学部2F 第3講義室

発表者
竹村幸祐氏(滋賀大学経済学部)

タイトル
集合的問題解決の一環としての相互独立性

概要
本発表では、文化心理学の中心概念のひとつである「相互独立性」が、協力行動とどのような関係を持つかを分析した研究を報告します。相互独立性とは、自他を切り離して考える傾向を指し、国や地域による差がある(e.g., 北米で東アジアより高い)ことが知られています。こうした国・地域の差は「文化」、すなわち、ある種の集合現象の中で生じていると仮定されてきました。しかしながら実際には、集合プロセスの中に相互独立性を位置づけて理解しようとする試みは、これまで十分になされてはいませんでした。発表者は、協力関係の中で相互独立性が果たす役割に注目することで、これに迫ろうと考えています。
この研究では、2種類の協力行動に注目しています。ひとつが、資源獲得における不確実性への集合的対処としての共同分配への協力(Kameda, Takezawa, Tindale, & Smith, 2002)です。もうひとつが、集団意思決定への協力(e.g., 提案行動; Kameda, Tsukasaki, Hastie, & Berg, 2011)です。これらはいずれも、集団メンバーが相互に独立である時に十全に機能するはずで、ここで相互独立性が一定の役割を果たすと考えました。発表では、漁業者を対象とした社会調査や大学の部活動についての調査の結果を報告します。

名古屋社会心理学研究会 (NSP)

窪田由紀教授の編著書『学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第2版)』が刊行されました

金剛出版から、『学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第2版)』(福岡県臨床心理士会(編)/窪田由紀(編著))が刊行されました。

内容の紹介

学校の安全神話はさまざまに崩壊の局面を迎えている。大阪・池田小事件,東日本大震災,子どものいじめ自殺,教師のメンタル危機……。突然遭遇する学校の危機に支援者はどう対応すべきか。 本書は,学校における危機理論,緊急支援の意味と具体的方策,インターネット社会における新たな危機課題などについての実証的な理論と豊富な事例によって,日常の対応システムの構築と渦中の対応について実践的な内容を提案する。
第1章では,学校コミュニティの危機についての諸相と危機を感知する視点を,第2章では緊急支援プログラムの開発と支援の実際を,第3章では学校をめぐる自殺・犯罪被害・水難事故・教師の不祥事などさまざまな事件・事故とその対応の実際などを,第4章では調査研究をもとにした緊急支援プログラムの検証や運用を,そして第5章では学校関係者・臨床心理士・保護者など支援者に向けての研修について述べ,第6章では緊急支援における疑問点をQ&A形式で答えている。付録として,緊急事態にただちに活用できるダウンロード可能な,配布資料やアンケート等を提供。あらゆる学校危機への対応を可能にする手引きとして,広く教育関係者にとっての必携書となる一冊だ。

書誌情報

書籍名:学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第2版)

編著者:窪田由紀

A5判 320ページ 3,800円+税

ISBN-10: 4772415947 ISBN-13: 978-4772415941

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「統計解析ソフトRのスクリプト集」バージョンアップのお知らせ

名古屋大学教育学部の「心理・教育のデータ解析」や「心理・教育の統計学」
の授業で実際に使用されている教材,「統計解析ソフトRのスクリプト集」の
Ver.7.0βを公開しました。おもな更新箇所は「8.多群の平均値に関する推測
― 分散分析・多重比較」で,3要因の分散分析の項を加えるとともに,効果量
を推定するスクリプトを入れました。

次のリンクからご覧いただけます:
https://nuss.nagoya-u.ac.jp/index.php/s/kN6ZxsyReNzRPlM#pdfviewer

問い合わせ先
計量心理学 石井研究室
ishii.lab.nuedu.psychometrics [at] gmail.com ([at]を@に変えてください)
http://nupsychometrics.wixsite.com/nupsychometrics

大学院用の公認心理師試験 「修了証明書・科目履修証明書」 様式 (「公認心理師になるために必要な科目」 への読替えのための証明書様式)の発行について

2017年11月15日に、日本心理研修センターにおいて、当該書式が公開されました。修了証明書・科目履修証明書の発行を希望される方は、研究科の証明書申請手続きのページhttps://www.educa.nagoya-u.ac.jp/info/syoumei.html)をご参照の上、ご請求ください。

なお、2017年11月17日現在、日本心理研修センターにおいて証明書の記入要領が公開されていないため、通常の証明書より発行が遅くなりますことをご了承ください。

名古屋大学大学院教育発達科学研究科
心理発達科学専攻

特例により公認心理師の資格取得を検討中の大学院卒業生の皆様へ

本学大学院で履修した科目と、省令で定める科目との対照表を作成しましたので、お知らせいたします。

留意事項

  • 「実習」が授業として始まった平成3年度(1991年度)の前年から読み替えを行っています。
  • 組織改編や規定改正(科目名変更)に基づき時期を区切って記載しています。
  • それぞれの科目はその時期に毎年開講されていたとは限りません。
  • 「**心理学研究I」のように科目名の後に付された数字は、特に必要のない限り省略しています(区別しません)。
  • 科目担当者と科目名の組合せで照合してください。
  • 担当者名で「**ほか」とある科目は、教員**単独の場合と複数教員合同の場合とがあります(区別しません)。

科目対照表(PDF)

名古屋大学大学院教育発達科学研究科
心理発達科学専攻

国家公務員心理職職務説明会開催のお知らせ

国家公務員 心理職 職務説明会
~家庭裁判所調査官・法務教官・法務技官について~

このたび、関係施設のご協力により、以下の通り、国家公務員心理職に関する業務説明会を行います。公務員心理職にご関心がある方、法務関係、矯正関係の進路について聞いてみたい方には、現場の専門職から直接お話を伺う絶好の機会になると思いますので、ふるってご参加ください。
(※ 当日ご参加が難しい方には、資料の準備があります)

日時 11月29日(水) 12:30~14:30(開場 12:15より)
場所 教育学部 第3講義室

【第Ⅰ部】家庭裁判所調査官業務説明会
担当者 主任家庭裁判所調査官  片桐朋子 様 他

【内容】
・家庭裁判所調査官の仕事
・家庭裁判所調査官になるための養成課程とは?
・家庭裁判所調査官になったら

【概要】家庭裁判所調査官は,家庭の中で問題が生じている当事者,非行のあった少年やその家族等と向き合い,その人生の重要な局面に立ち会います。仕事内容はもちろん,家庭裁判所調査官になるための研修制度やキャリアに
応じたスキルアップについて等を家庭裁判所調査官が実体験を交えながら説明します。

【第Ⅱ部】法務教官等の職務内容について
担当者 瀬戸少年院教育首席 森浩彰 様

【内容】
・少年司法とは
・法務教官とは?法務技官とは?職務内容とその違い
・採用情報
ほか

第2回 名古屋動機づけ研究セミナーのご案内

■ ■ 第2回 名古屋動機づけ研究セミナーのご案内 ■ ■

日 時:平成29年11月18日(土)14:00~16:40

場 所:名古屋大学教育学部2階 大講義室
(地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口より徒歩5分)

演 題:『学習動機づけ研究の新展開
~個人-環境、そして仲間(ピア)の視点~』

話題提供1:「個人にあった動機づけー制御適合理論の観点からー」
演 者:【理論紹介】
外山美樹(筑波大学准教授)
【研究発表】
三和秀平・湯 立(日本学術振興会・筑波大学大学院)
話題提供2:「友だちとの学びと動機づけーピア・ラーニング研究の観点からー」
【理論紹介】
中谷素之(名古屋大学教授)
【研究発表】
町 岳(大田区立東調布第一小学校指導教諭)

司 会:中谷素之氏(名古屋大学大学院教育発達科学研究科 教授)

内 容:動機づけをとりまく近年の動向では、動機づけを個人の要因だけでなく、
環境や他者の役割に注目した理論が注目されています。今回のセミナーでは、
環境と個人のマッチングに注目した動機づけ理論である
制御焦点理論と、学びにおけるピア(仲間)の資源と役割を重視するピア・ラーニング研究
に焦点を当て、理論の概要と研究の紹介を行います。環境や他者の視点から、
学びや達成を説明する新しい動機づけ研究の動向をご案内し、理論や
実践への展開を議論します。

※本例会は「第2回東海心理学会研究例会」との共催です。
本例会への参加は自由・無料です。広く関心のある方のご参加をお待ちしています。

特例により公認心理師の資格取得を検討中の卒業生の皆様へ

本学で履修した科目のうち、どれが省令で定める科目に振り替えられるかについては、現在調査中です。急いでおりますが、結果をお知らせできるのは11月以降になる見込みです。何卒ご了承下さい。

名古屋大学大学院教育発達科学研究科
心理発達科学専攻

新任教員のお知らせ

新たに心理発達科学専攻に着任された教員をお知らせします。

平成29年10月1日付

◎心理社会行動科学講座

光永 悠彦(みつなが はるひこ)准教授(計量心理学)