下記の要領にて、光永悠彦准教授(計量心理学領域)の着任講演を開催いたします。
- 日時:12月20日(水)13:00〜14:30
- 場所:名古屋大学教育学部2F 大会議室
- 演者:光永悠彦 准教授
- 題目:よりよい「テスト」とは何だろうか―計量心理学の実践場面から―
- 要旨:現在の日本では、数多くの公的なテストが行われている。また「新しい大学入試」「全国学力・学習状況調査」「PISA」などといった文字が新聞やテレビに多く見られ、社会全般においてテストへの関心が高い。にもかかわらず、心理学に根差した「テスト理論」という考え方があること自体が、社会においてほとんど認識されていないという現状がある。本講演では、心理的な事象を科学的に測定する基盤となる「計量心理学」や「テスト理論」の考え方を紹介する。あわせて、「学力」のようなあいまいな概念を測ることの困難さと、実際に行われているテストにおいて、計量心理学の知見を活かしながら、その困難をどのように克服しようとしているかについて、テストの実施計画を立案し、実際に運営する立場から述べる。
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加藤仁(研究員)
連絡先: jnkt009 [@] nagoya-u.jp
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