【第2弾】在外研究中の中谷教授よりメッセージが届きました

在外研究中の中谷素之教授より、現地の写真とともにメッセージが届きました。前回に続き、第2弾となります。


皆様

あっという間に2月も後半となりました。こちらは、大雪が降るときもあるものの、4、5度と過ごしやすい日も多くあります。ニュースでは新大統領を巡るさまざまな話題が多く、ご心配も頂きましたが、大学近辺は治安面等問題なく平和です。

雪の降ったキャンパスもまた美しく、踏みしめる芝もよいものです(足元注意!)

こちらは、教育学系の建物である、Powdermaker Hall です。春セメスターの授業がスタートした2月上旬の風景。

過日、お世話になっている自己調整学習の研究者Dr. Bembenuttyにお声かけ頂き、専門の授業の一部でショートレクチャーをさせて頂きました。やや緊張しましたが、皆さんは熱心に耳を傾け、活発に意見や質問もいくつもあがっていました。授業後、学生さんたち数名と記念撮影……

出身国も肌の色もさまざま、そして髪型も服装も完全自由!という、まさに多文化社会を体現するかのような、明るい学生さんたちと一緒に、楽しいひと時を過ごしました。質問や意見も沢山出て、みな大変フレンドリーで積極的です。

また先日は、地元の公立小学校への学校訪問に伺いました。ICTを用いた授業も多く、算数では電子黒板で数直線を使った学習をしていました。校長先生はじめ先生方がオープンで熱心、世界各国から来ているさまざまな人種の子どもたちが生き生きと学習していました。ところ違えど教師と子ども、そして学校の姿には共通点があるなあと感じました。

帰国までもうあとわずかとなりましたが、その期間に理事との面談や、気がつけば研究シンポジウムにもにわかに登壇することになりました。皆さん教育心理学をご専門とされる、初等中等教育課程に関わる先生方です。


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そんなわけで、充実した在外研究期間を送っています。ニューヨーク市立大学クイーンズ・カレッジ、そしてニューヨーク市は、学術そして文化などなど、刺激とフレンドリーさに溢れた素晴らしいところです。

中谷