第5回・第6回 研究例会
第5・6回合同研究例会を下記の通り、ハイブリッド形式にて開催いたします。是非ご参加ください。
(オンライン参加の場合は事前申し込みが必要です、対面参加は不要です。)
第5回研究例会として、修士論文を執筆された吉木さんと森田さん(名古屋大学大学院)にお話しいただきます。研究内容や論文執筆までの進め方、苦労話などのお話をお聞きする予定です。
第6回研究例会として、若手研究者の谷口あや先生(三重大学)に「診断ラベルは発達障害へのスティグマを導くか?」のタイトルでのご講演をお願いしております。
この企画は非会員の学部生・大学院生にも公開いたします。お近くに興味をもたれる方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。
【日時】
2025年3月29日(土)
第5回研究例会 13時〜15時
第6回研究例会 15時15分〜17時15分
【会場】
愛知学院大学日進キャンパス3号館3107教室(対面会場)およびオンライン会場(Zoom)
https://www.agu.ac.jp/access/nissin/
お車で来られても大丈夫です。桜の名所ですので、ぜひお楽しみください。
【参加方法】
参加費:無料
申込み:対面参加は申し込み不要です。オンライン参加を希望される方は以下のフォームにて3月26日(水)15時までお申し込みください。当日までに、入力いただいたアドレス宛に接続URLをお送りします。
https://forms.gle/oXnuqFyV1QdVGRW49
【第5回研究例会・発表概要】
タイトル:修士論文研究紹介 ~研究の内容と修論のアイデア・進め方~
話題提供者1:吉木香苗氏(名古屋大学大学院)
「幼児期・児童期における相手に応じた悲しみ表出の調整」
本研究では,幼児・児童の相手に応じた悲しみ表出の調整について検討した。研究1では幼児,研究2では児童を対象に,悲しみを経験した主人公が相手(父親,母親,友人)に対して見せる表情と悲しみを表出する主人公への相手の反応を調査した。その結果,幼児が相手に応じて悲しみ表出の調整を行うと認識していることが示された。また,児童が相手によって異なる反応を予測し,その予測に応じて悲しみ表出を調整すると認識している可能性が示された。
話題提供者2:森田開一氏(名古屋大学大学院)
「非行少年の受け入れに対する学校教員の陰性感情とその軽減要因」
本研究では,少年院を出院した非行少年の復学・進学における学校教員の陰性感情とその軽減要因について検討した。158名の学校教員を対象にした質問紙調査と,非行少年を受け入れた経験のある教員1名との半構造化面接を通じて,①非行少年受け入れの循環プロセス,②生起されやすい陰性感情,③陰性感情の軽減要因としての教員間の協働性と認知様式の移行という3つの知見が得られた。
司会:河野荘子氏(名古屋大学)
【第6回研究例会・発表概要】
話題提供者:谷口あや氏(三重大学教育学部)
「診断ラベルは発達障害へのスティグマを導くか?」
スティグマとは,特定の個人や集団に対し,その属性を理由に否定的な認識や態度,偏った見方を持つことを指します。発達障害をはじめとする精神疾患に対するスティグマは主に「知識」「態度」「行動」という三つの要素で構成され,これらが精神疾患のある人々の生活やメンタルヘルスに悪影響を及ぼすとされています。こうしたスティグマを生じさせる要因の一つとして,診断ラベルが挙げられます。
古くからラベリングという行為は社会的排除を生み出すプロセスのメカニズムの中に位置づけられており,近年においても,精神健康上の困難を抱える人々に診断ラベルを付与することで,却ってスティグマを助長することが懸念されています。また,診断ラベルの影響について議論する上では,診断ラベルに対して人々が抱いている認識や感情,ステレオタイプの影響を考慮する必要性があるとされています。
本研究例会では,国外における診断ラベル研究の内容について概観するとともに,発表者がこれまで取り組んできた本邦での発達障害に関わる諸障害の診断ラベルとスティグマの関連,ならびにラベルに対する認識を検討した研究成果について紹介を行います。スティグマ軽減に向けて,診断ラベルという要因を心理学的観点から考える機会となれば幸いです。
司会:谷伊織氏(愛知学院大学)
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第4回 研究例会
本年度第4回研究例会として、下記の通り開催いたします。愛知淑徳大学での対面開催となります。是非ご参加ください。
演題:「心理学と睡眠 ——睡眠を心理学研究に取り入れる——」
日 時:2025年2月26日(水)15:00-17:00
場 所:愛知淑徳大学 星ヶ丘キャンパス 1号館 13E-1教室
(名古屋市営地下鉄東山線星ヶ丘駅3番出口を出て左手方向5分、正門から入り正面の建物)
話題提供:浅岡 章一 氏・西村 律子 氏(江戸川大学 睡眠研究所・人間心理学科)
企画・司会:平島太郎氏(愛知淑徳大学 心理学部)
発表概要:人間は1日のうち4分の1から3分の1もの時間を睡眠に費やしています。睡眠行動自体が重要な研究対象であることは言うまでもありませんが、睡眠が認知機能や社会行動に及ぼす影響も考えると、心理学の観点から睡眠研究を行う、あるいは睡眠を心理学研究に取り入れる意義は非常に大きいと言えます。本研究例会では、「心理学と睡眠」をテーマに、江戸川大学睡眠研究所に所属する浅岡氏と西村氏に話題提供をいただきます。
浅岡氏には、心理学における睡眠研究の概要を紹介していただき、睡眠が心理学的現象の理解にどのように寄与するかを概観していただきます。
続いて西村氏には、睡眠変数を心理学研究に組み込んだ具体例として、「寝不足」が感情的ストレス場面での高次認知機能に及ぼす影響を検討した実験についてご紹介いただきます。
そして、講演者による話題提供をもとに心理学研究における睡眠の重要性とその応用可能性についてフロアを交えて議論したいと思います。本研究例会が、心理学の研究者や実務家の皆様にとって、睡眠を心理学研究や実践に取り入れるための視点や手法を学ぶ機会となれば幸いです。
※本研究例会は、文部科学省科学研究費補助金(基盤研究C)「集団成員の睡眠不足が集団パフォーマンスに与える影響」(23K02834、研究代表者:浅岡章一)の支援を受けて開催されます。
【問い合わせ先】
愛知学院大学 谷 伊織
iorit(a)dpc.agu.ac.jp
※(a)をアットマークに変換してください
第3回 研究例会
本年度第3回研究例会として、名古屋社会心理学研究会(NSP)の三浦麻子先生の研究講演を共催させていただくことになりました。
名古屋大学での対面開催となります。是非ご参加ください。
*研究会への参加は申し込み不要です。
演題:「社会的態度の個人差を説明する概念としての「常民性」の探究」
日 時:2024年12月14日(土)15:00-17:00
場 所:名古屋大学教育学部 第3講義室
発表者:三浦 麻子氏(大阪大学)
発表概要:
本研究の中心的な問いは、様々な社会的態度の個人差を説明する新たな(私たちが名付けた)概念である「常民性」を、それを信念、価値観、ハビトゥス、といったレイヤーのどこに位置づけるのかを含めて探究することである。元来「常民」とは民間伝承を保持している人々」を指す日本の民俗学用語で、近代的な民主主義社会における自立的個人を指す「市民」とはむしろ逆行する人々を指し、より具体的には「階級や身分を基準にするのでなく、文化的観点から、その創造的活動につとめる側面が比較的薄く、くりかえしの類型的文化感覚に執着している人たち」と定義されている(大塚民俗学会、1994)。
私たちはこれを社会心理学に援用して、ある種の個人差を表現する概念として捉え、イデオロギーのように民主主義やキリスト教といった現代欧米社会に深く根ざす思想の呪縛を受けない、システム正当化、生活保守主義、個人幸福志向などが複合した概念を仮定している。本発表では、三浦・小林・清水(2023社心大会)で作成を試みた常民性を測定する尺度の妥当性と信頼性を検討するために実施したWeb実験や調査の結果を報告する。萌芽的な研究なので、是非参加諸氏からの忌憚のないコメントを頂戴したい。
※なお本研究は、小林哲郎さん(早稲田大学)・清水裕士さん(関西学院大学)と三浦氏の共同研究です。
また、研究会終了後、18:00頃より忘年会を開催いたします(事前予約のみ)。
場所は、名古屋駅近辺を予定しております。ぜひ、みなさまにご参加いただければと存じます。
スムーズにご案内できますよう、忘年会に参加される方を事前に把握しておきたく存じます。
忘年会へご参加いただける方は、11月30日(土)までに下記Googleフォームにてご登録をお願いいたします。
なお、研究会のみご参加の方は事前の連絡は結構です。
※忘年会参加予約フォーム:https://forms.gle/4izwC1tNJYr5K4wg8
【東海心理学会・研究例会に関する問い合わせ先】
愛知学院大学 谷 伊織
iorit(a)dpc.agu.ac.jp
※(a)をアットマークに変換してください
第2回 研究例会
本年度も東海心理学会の協賛で、認定心理士の会の公開シンポジウムが開催されます(8/3(土))。
今回のテーマは「働き方の心理学」で、zoomオンライン開催となります。
是非ご参加いただければと思います。詳細は下記のとおりです。
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認定心理士の会 公開シンポジウム「働き方の心理学」
https://psych.or.jp/authorization/240803_tokai/
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認定心理士の会 公開シンポジウム
「働き方の心理学」
日 時:2024年 8月3日(土)14:00~16:00 (開場13:50~)
会 場:ZOOMオンライン会場
講演者:尾野 裕美先生(筑波大学 人間系)
演 題:「育休を取得した男性の心理と働き方」
講演者:正木 澄江先生(文教大学 人間科学部)
演 題:「人は働くことをどのように意味づけていくのか:理論と支援の可能性について」
参加方法:定員1000名(事前申込制・先着順)
どなたでもご参加いただけます
※Zoom Video Conferenceにアクセスすることでご参加いただけます。
※録画・録音はご遠慮ください。
※インターネットに接続しているパソコン,タブレット,スマートフォンが必要です。
申し込み期限:2024年7月30日(火)
お申し込み方法:
日本心理学会ホームページ にてご案内をしております。下記の申し込みサイトより該当の「イベント名」と「開催日」をご確認の上、必要事項を入力してお申し込みください。
https://psych.or.jp/authorization/240803_tokai/
イベントに関する問い合わせ先:
公益社団法人日本心理学会 認定心理士の会
jpa-ninnokai-event@psych.or.jp
企画:認定心理士の会 東海支部
協賛:東海心理学会
第1回 研究例会
東海心理学会第73回大会が7月6日(土)に中部大学にて開催されます。
今回の研究例会はそのプレ企画として、以前に中部大学にご在籍されていました伊藤大幸先生にご講演いただけることになりました。
オンライン開催で、学会員だけでなく、非会員の方、学部生、大学院生も参加していただけます。
是非ご参加ください。
「縦断研究とは何か、なぜ必要か、どのように行うか」
演者:伊藤大幸先生(お茶の水女子大学)
日時: 2024年6月15日(土)13:00~15:00
開催地・開催方法: Zoomによるオンライン開催
参加者:東海心理学会員、
学部生、大学院生(いずれも参加費無料)
概要:縦断研究は、対象の経時的な変化の様相と機序を解明するための科学的手法として確立された地位を築いていますが、心理学研究においてどのような強みを持ち、また、どのような限界や陥穽を有するのかについて、必ずしも明確な認識が共有されているとは言えません。
本講演では、発表者が関わってきた発達精神病理学の大規模縦断研究を例に取りながら、縦断研究とは何か(What)、なぜ必要なのか(Why)、どのように進めるか(How)について多面的に議論します。
縦断研究には、測定方法、測定間隔・期間、要因操作の有無などの点で異なる多様な研究デザインが含まれますが、これらに共通しているのは、同一の対象から複数時点でのデータを収集し、個人内の時系列的な変化や関連に着目した分析を行う点です。
こうした特徴を持つ縦断的アプローチが心理学研究において発揮する有効性は、
(1)年齢・コホート・時期の効果を分離できること、(2)個人内変動の軌跡とその個人差を定量化できること、(3)因果関係(特に時間的順序性)に関する手がかりを得られることの3点に整理できます。
これらの有効性を最大限に発揮するための研究デザインやデータ解析の方法論について論じます。
司会:坂本剛先生(中部大学)
【参加お申し込み方法】
下記サイトより申し込みをお願いいたします。
当日までに、入力いただいたアドレス宛に接続URLをお送りします。
接続数の上限に達した場合、先着順とさせて いただきますので、お早めにお申し込みください。
https://forms.gle/sDaRYuKkQsdaV1ii8
【問い合わせ先】
日本福祉大学 小平英志
kodaira(a)n-fukushi.ac.jp ※(a)をアットマークに変換してください